社会的孤立解消のための事業(休眠預金活用事業)
ホームホスピス宮崎は、休眠預金を活用した「社会的孤立解消のための事業」に取り組んでいます。
(イメージ)
重症児、医ケア児の家族及び本人の社会的孤立解消のために
日本の周産期・新生児医療体制の進歩によって救える命が増えると同時に、医療的ケアを日常的に必要とする子どもが増えています。
しかし、対応できる医療機関や福祉施設は限定され、宮崎県では、宮崎大学付属病院や県立宮崎病院に頼らざるを得ない状況が長く続いています。そのため、医療的ケアが必要な子ども、また重度心身障害を持つ子こどもの家族に日常的なケアの負担が重くのしかかっており、深刻な社会的孤立につながっています。
(事業計画より)
重症心身障がい児及び医療的ケア児(以下、重症児という。)のためのショートステイ施設「たちばな在宅総合支援ハウス」を2021年10月に開設予定で建設を進めているが、ここは、24時間気を抜くことができない子供のケアで心身ともに疲弊し、なおかつ社会的に孤立しがちな家族(以下、当事者という。)のレスパイト施設としての役割が大きい。
本事業は、主にその当事者(特に母親)達の救済とケア及び孤立解消のための社会活動をサポートする取り組みとして、
①コミュニティカフェを活用した様々な専門家による相談カフェの実施
②研修ルームを活用したクラフト教室やヨガ教室などの定期開催
③製作されたクラフト作品などの販売サポート
④全国の先進的な取り組みとの連携
⑤SNSやリモートミーティングシステムを利用した交流やSOSネットワークの構築
⑥福祉避難所としての設備の整備
⑦これらの取り組みを実施、運営するための事務局体制の整備を3年間の計画で実施する。
相談カフェイメージ
ヨガ教室イメージ
クラフト製作イメージ
SOSネットワークイメージ